tomac.jp は【コミュニケーション能力と学びについて考えるサイト】です。このWebサイトでは制作者の牧野由香里(Yukari Makino, PhD)が研究者・教育者の立場からコミュニケーション教育について考えます。また、このサイトに付属するブログでは日々の活動について報告しています。みなさんのブログへのご参加も大歓迎です。
「コミュニケーション能力」は人間が社会生活を営むうえで欠くことのできない能力ですが、あまりにも身近なため、科学的に論じられることは必ずしも多くはありません。
私たちは他者や社会と向き合うとき、何を考え、どんな手段や方法を用い、どのように伝え合っているのでしょうか。このサイトでは、「メッセージの能力」と「メディアの能力」という視点から、その答えを探ります。
メッセージの能力とメディアの能力に関する研究には大きく分けて2つのアプローチが含まれています。一つは「ことば」(言語・非言語・パラ言語)の活用能力であり、もう一つは「イメージ」(画像・映像・想像)の活用能力です。
とはいえ、活字から映像への転換が進む今日、ことばとイメージの境界線はますます曖昧になりました。残念ながら、現状では「コミュニケーション能力」という名のもとで実に様々な能力が渾然一体と語られています。
しかし、この複合的な能力を開発していくためには、一つひとつを的確にとらえたうえで、丹念に働きかけるしかありません。このとき、どうしても必要になるのは、コミュニケーション能力の全体像を見渡す地図ではないでしょうか。
そんな問題意識を出発点として、コミュニケーション能力の体系化に挑戦してきました。さらに、その枠組みを羅針盤として、知識や体験だけでなく、意味や価値の共同構築を重視する学びのデザインに取り組んでいます。